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ロールプレイで示す支援のコツ
講師 森 孝一 (福岡市発達教育センター指導主事)
出演 吉田 辰義 (福岡市立賢粕小学校)
田中 ひろこ、森 きみ子、松清 武盛、高松 浩之、藤本 仁 (福岡市立簀子小学校)

11月6日 (土) 講演会に参加された読者さんにリポートをまとめていただきました。内容をご紹介します。
(私の感想も少し付け加えさせていただきました)

『頭ごなしにしかっていませんか?』

過度の一般化、個人化
・たくさんの原因を思いやる。その中から気持ちの軽くなる言葉を選ぶ
・自信を無くすフレーズ
 がんばって、ちゃんとして、早くしなさい、おりこうにして
 何度言えばわかるの、あなたは何年生になるの

けっこうグサっとくる内容です。私もこれと同じような言葉を子供に投げかけているような気がします。
『頑張って』と言う言葉が自信をなくすフレーズになるなんて思いもよりませんでした。 

『わかりやすく伝えていますか?』

・メタ認知を伸ばす ・視覚的な手がかりを

補足: メタ認知とは? 
メタ認知のメタとは『高次の』と言う意味があり、自らの認知活動を高次の次元から眺め、自分自身に問いかけ、自分自身で主体的にその行為をコントロールする活動を表します。
例えば
*知っていることと知らないことを知る力
*自分と周囲との関係を知る力
*どこが大切でどこが必要でないかを知る力
*自分の考えと他人の考えとの一致と違いを知る
*TPOにあった言葉を使い分ける力

これらの事がメタ認知能力といえます。     
(堺市教育委員会発行 LD等のある子供へのサポートブックより抜粋)

『目標を決めてとり組ませていますか?』

・できる係りを与える ・3行写す ・離席許可書

目標を定めるのは非常に大事なことだと私も思います。
特に見通しを自分で持ちにくい子供の場合、こちらからある程度決めてあげる必要があるでしょう。

『ほめ方の工夫をしていますか?』

・身につけて欲しいことをあえて誉める・よく目があったらほめる
・「しゃべってない」見つけたらほめる ・倒し方がやさしくなった
・倒すまでよくがまんしたね・優しい目になっているよ
・自信を無くすフレーズ
 「ちゃんとしたの」「やればできるんじゃない」
 「雪でも降るんじゃない」「今度はがんばろう」

褒めることもとても大事ですよね。その褒め方にも工夫が必要のようです。

このリポートを見ていると褒める時は言葉の表現を具体的にしたほうが良いということが分かります。
そのほうが子供にこちらの気持ちが伝わりやすく、次も頑張ろうというステップにもなるのでしょうか。
ここでも自信をなくすフレーズがでてきました。ここでも日常的に私が使ってしまっている言葉が。
やはり『がんばろう』という言葉はよくないのでしょうか。もともと頑張ってる子にこれ以上頑張れというのは酷なことなのかもしれません。  

『気持ちをコントロールするスキルを身につける』

・負けても怒らない ・今日の「優しい君」
・「おしい」 ・「次があるさ」

言葉かけが子供の気持ちを静めたり、その体験の繰り返しが子供自身が感情のコントロールを学んでいくのでしょう。
子供の気持ちにどれだけ沿ってあげられるか。それが大事だと分かっていてもなかなか実際は難しいですよね。先ずはこのパターンを覚え、無理のない声かけをしていくのも一つの方法なのかも知れませんね。

『カミングアウトをどのようにしていますか?』

障害名で子供に教えない → 理解できない
苦手、不自由 誰でも持っている

えこひいきではなく、先生の手助けが必要

本人の苦手を疑似体験を通して伝える
本人の努力を伝える  いい所にも目を向けさせる

・気持ちを動作やサインで表現させる
・チャンネルを切り替える
・安心できるものを持たせる
・目当てカードを読ませる

カミングアウトの問題は一度は考えた事のある保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
必要かどうかという問題もありますが、迷ってしまうのはやはりその方法です。
障害名をはっきり言った方がいいのかどうかは、そのケースにもよるのでしょうが(子供のほうから"LDってなあに?"と聞かれることもありえるからです)
基本は障害名を出さず、その特性などを話すほうが理解できるかもしれませんね。

『教師や保護者は連携・協力をすすめていますか?』

こちらも重要な課題でしょう。私も経験上、うまく連携するのは並大抵のことではないと思っています。
相手が悪いとかこちらが悪いとかそういうものではなく、やはり人間というのは100人いれば100通りの考え方があるからです。
親である私達が良かれと思うことでも、知識を持った専門家から見れば間違ってる事もあるし、その逆に知識を持った専門家が知らないことを、親のほうがよく知っている、ということもあります。
お互いが理解しあい、歩み寄り、子供にあった支援を協力して生み出していく。
その作業がスキルUPにつながっていくのでしょうね。
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【2004/11/06 18:02】 | 講演会
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