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講師 米田 和子先生(LD教育士)
     
米田先生は堺市立向丘小学校でLD教育士をしていらっしゃいます。今回の講演会は大きくテーマが3つに分かれていました。
   
まず一つは軽度発達障害がどういうものであるか。そしてその子たちの抱えてる問題はどういうものであるかというのを分りやすく説明してくださいました。
次に学校の通常学級で担任の先生方が、どのような事に取り組んでいけばよいのかなどのお話がありました。
次に、米田先生のいらっしゃる向丘小学校でどんな取り組みがなされているか、平成11年度からの取り組みの移り変わりをご紹介してくださいました。
最後に、先着3名の方に限り、質疑応答に時間をいただく事が出来ました。

以下にテーマ別の内容を簡単にご紹介します。


軽度発達障害とは?その問題について
 
LD、ADHD、高機能広汎性発達障害などがそれにあたるわけですが、サイト内に掲載している事もあり、ここでは細かい説明は控えさせていただきます。
このテーマで考えさせられたのは、軽度発達障害児が通常学級に6.3%もの割合で在籍しているということです。この数値は文部科学省内でも発表されているのですが、米田先生の学校内でも独自に調査したところ、やはり同じパーセンテージが出たようです。
 
心配なのは、はたしてこの6.3%の子供達が、充分なサポートを受けているのかということです。周りの理解や対応、どれをとっても充分とはいえない大阪の体制。
やはり親はもっと勉強し、学校や行政と連携をとっていくべきなのでしょうね。
 
さらに、印象に残ったのは、明らかにLDやADHD、高機能広汎性発達障害と診断されない、もしくは診断がつきにくい子供たちのことです。
ADHD一つにしても、いろいろなタイプがあり、多動や衝動性がみられない、不注意優性型のADHDがあることも初めて知りました。
このタイプは完全なADHDではないため、診断がつきにくく、その特徴から怠けている子、人の話を聞いていないなど誤解をされやすく、
サポートも受けずに育ってしまうと言う事です。
こういう一見見分けにくい障害についても、今後、見逃されないように、周りの理解が必要になってくるのでしょうね。


通常学級の担任としてできること
 
このテーマでは具体的にどう対応すればいいのか、先生の視点からの説明がされました。
それぞれ、問題別に具体的な対応策があり、先生向けのお話だったのですが、保護者の立場の私が聞いても、分りやすい内容でした。

例えば・・・
喧嘩が多い、などの問題行動があったとすると、原因として考えられるのは、※自己コントロールが出来ない ※表現力の不足 ※状況判断が悪い・・・などの要因が考えられるわけです。

それに対しての対応として表現力の不足には語彙の少なさが関連してくる事があるので、もっと語彙を増やしてあげるとか、状況判断が悪い場合は記憶が断片的なのが原因なので(短期記憶や想像力に欠ける)状況を説明してあげる事が必要になってきます。
そうしたことの積み重ねで自己コントロール力が身についてくるのかもしれませんね。


堺市向丘小学校の取り組み

平成11年度から開度発達障害児に対する取り組みが行われている向丘小学校。
とっても羨ましい環境だと思いました。
 
特に個々の応じた特別支援体制が充実していて、養護学級のほかに通級指導やリソースルームがあり、児童自身がどのように支援されたいのか、選べる場合もあるようです。すごく画期的だと感じました。
 
これらの体制は軽度発達障害児に限らず、引きこもりや不登校児、いじめにあってる児童、被虐待児にも適用されるらしく、本当に子供自身の問題に深く関わっていくことが、こちらの学校ではすすめられているのだと思いました。


おわりに

米田先生のお話を聞かせていただくのは、私は今回で2回目でした。
前回もそうですが、発達障害児に対する先生の熱意をすごく感じました。
やはり子供は、どの子も幸せになる権利があると思います。
どんな小さな問題も見逃されずに、全ての子供が理解され、愛されて育てば、今騒がれているような少年事件も激減するのではないでしょうか。

発達障害児を持つ母親として、社会の一員として、これからも子供たちがのびのび出来るような環境作りが出来ればなぁと思っています。
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【2004/06/20 15:41】 | 講演会
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