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特別支援教育最新情報
     
11月23日(祝)
講演会に参加された読者さんにリポートをまとめていただきました。内容をご紹介します。原文そのまま載せています。

『竹田 契一先生より』

昭和53年の障害規定が「障害=重度」と規定されたために、日本の
「軽度発達障害」のとりくみは欧米より30年遅れることになった。
現在、韓国の「軽度発達障害」へのとりくみはおそらく日本を追い抜くことになるだろうと予告。

2003年度の文科省モデル事業
特別支援教育推進体制モデル事業
 ・2002年度のLD指導体制充実事業で専門家チーム、
  校内委員会を立ち上げる
  ・ADHD・高機能自閉症に対する指導のための体制整備
  ・特別支援教育コーディネーターの指名 ・巡回指導の整備
  ・47都道府県へモデル事業の委嘱 2004年度
   (2003年度に大阪府下6地域を指定も5地域を指定
   (泉南地区では貝塚市)

竹田契一先生がくり返し強調されていたのは、
「これほど慎重な文科省はみたことが無い。」と言うことでした。
10回ぐらいは言っていたと思います。

中央教育審議会答申

1.盲・聾・養護学校制度の見直し
  障害の重度・重複化に対応した制度に転換
  (特別支援学校)
  小・中学校を支援する「センター的な機能」を行う

2.小・中学校における特別支援教育の推進体制の整備
  通常学級にいるLD,ADHD等の児童生徒に対する
  支援の仕組み
  現在の特殊学級制度の弾力化(特別支援教育)

3.特別支援教育を担当する教員の免許の仕組み
  現在の障害種別免許制度を障害の重複化や多様化に
  対応した制度に転換(総合免許)
  特別支援教育を担当する教員の専門性の向上

2005年度法制化の方向性

1.障害種別をなくす 2.個に応じた指導の徹底
3.通常学級の中での対応の充実
4.校内コーディネーターの配置
5.巡回指導・教育相談の充実  6.校内委員会の設置
7.特別支援教育対象児へのIEP作成・実施
8.情報収集・専門領域との連携・親指導
9.盲・聾・養護の特別支援学校への移行
10.特別支援学級の役割の明確化

2004年度に「発達障害支援法」が制定、12月に「パブリックコメント」として発表(インターネット上で)

2005年度から「教員養成大学」のカリキュラムの中に
軽度発達障害に対応するものが含まれてくることになる。

2005年度、他の大学に先駆けて「愛媛大学」の大学院で
軽度発達障害に対応する講習が行われる(花熊先生が実施)(現役教員に対して)

それ以降はそれぞれの大学で同じような講習が開かれていくのではないか

90分の講義の後、吹田市、兵庫県川西養護学校、大阪府教育センターのとりくみの発表が(各20分ずつ)ありました。
どのリポートでも「特別支援教育コーディネーターの力量をどのようにしてあげていくか」というものがテーマだったように思います。


おわりに

今回は特別支援教育についての新しい情報がたくさん盛り込まれていましたね。
いよいよ17年度から本格的に始まる特別支援教育制度。
発達障害者支援法案も国会で審議されています。
(2004年11月29日現在)
今後、発達障害者にとってよりより社会になることを願わずにはいられません。
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【2004/11/23 18:03】 | 講演会
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ロールプレイで示す支援のコツ
講師 森 孝一 (福岡市発達教育センター指導主事)
出演 吉田 辰義 (福岡市立賢粕小学校)
田中 ひろこ、森 きみ子、松清 武盛、高松 浩之、藤本 仁 (福岡市立簀子小学校)

11月6日 (土) 講演会に参加された読者さんにリポートをまとめていただきました。内容をご紹介します。
(私の感想も少し付け加えさせていただきました)

『頭ごなしにしかっていませんか?』

過度の一般化、個人化
・たくさんの原因を思いやる。その中から気持ちの軽くなる言葉を選ぶ
・自信を無くすフレーズ
 がんばって、ちゃんとして、早くしなさい、おりこうにして
 何度言えばわかるの、あなたは何年生になるの

けっこうグサっとくる内容です。私もこれと同じような言葉を子供に投げかけているような気がします。
『頑張って』と言う言葉が自信をなくすフレーズになるなんて思いもよりませんでした。 

『わかりやすく伝えていますか?』

・メタ認知を伸ばす ・視覚的な手がかりを

補足: メタ認知とは? 
メタ認知のメタとは『高次の』と言う意味があり、自らの認知活動を高次の次元から眺め、自分自身に問いかけ、自分自身で主体的にその行為をコントロールする活動を表します。
例えば
*知っていることと知らないことを知る力
*自分と周囲との関係を知る力
*どこが大切でどこが必要でないかを知る力
*自分の考えと他人の考えとの一致と違いを知る
*TPOにあった言葉を使い分ける力

これらの事がメタ認知能力といえます。     
(堺市教育委員会発行 LD等のある子供へのサポートブックより抜粋)

『目標を決めてとり組ませていますか?』

・できる係りを与える ・3行写す ・離席許可書

目標を定めるのは非常に大事なことだと私も思います。
特に見通しを自分で持ちにくい子供の場合、こちらからある程度決めてあげる必要があるでしょう。

『ほめ方の工夫をしていますか?』

・身につけて欲しいことをあえて誉める・よく目があったらほめる
・「しゃべってない」見つけたらほめる ・倒し方がやさしくなった
・倒すまでよくがまんしたね・優しい目になっているよ
・自信を無くすフレーズ
 「ちゃんとしたの」「やればできるんじゃない」
 「雪でも降るんじゃない」「今度はがんばろう」

褒めることもとても大事ですよね。その褒め方にも工夫が必要のようです。

このリポートを見ていると褒める時は言葉の表現を具体的にしたほうが良いということが分かります。
そのほうが子供にこちらの気持ちが伝わりやすく、次も頑張ろうというステップにもなるのでしょうか。
ここでも自信をなくすフレーズがでてきました。ここでも日常的に私が使ってしまっている言葉が。
やはり『がんばろう』という言葉はよくないのでしょうか。もともと頑張ってる子にこれ以上頑張れというのは酷なことなのかもしれません。  

『気持ちをコントロールするスキルを身につける』

・負けても怒らない ・今日の「優しい君」
・「おしい」 ・「次があるさ」

言葉かけが子供の気持ちを静めたり、その体験の繰り返しが子供自身が感情のコントロールを学んでいくのでしょう。
子供の気持ちにどれだけ沿ってあげられるか。それが大事だと分かっていてもなかなか実際は難しいですよね。先ずはこのパターンを覚え、無理のない声かけをしていくのも一つの方法なのかも知れませんね。

『カミングアウトをどのようにしていますか?』

障害名で子供に教えない → 理解できない
苦手、不自由 誰でも持っている

えこひいきではなく、先生の手助けが必要

本人の苦手を疑似体験を通して伝える
本人の努力を伝える  いい所にも目を向けさせる

・気持ちを動作やサインで表現させる
・チャンネルを切り替える
・安心できるものを持たせる
・目当てカードを読ませる

カミングアウトの問題は一度は考えた事のある保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
必要かどうかという問題もありますが、迷ってしまうのはやはりその方法です。
障害名をはっきり言った方がいいのかどうかは、そのケースにもよるのでしょうが(子供のほうから"LDってなあに?"と聞かれることもありえるからです)
基本は障害名を出さず、その特性などを話すほうが理解できるかもしれませんね。

『教師や保護者は連携・協力をすすめていますか?』

こちらも重要な課題でしょう。私も経験上、うまく連携するのは並大抵のことではないと思っています。
相手が悪いとかこちらが悪いとかそういうものではなく、やはり人間というのは100人いれば100通りの考え方があるからです。
親である私達が良かれと思うことでも、知識を持った専門家から見れば間違ってる事もあるし、その逆に知識を持った専門家が知らないことを、親のほうがよく知っている、ということもあります。
お互いが理解しあい、歩み寄り、子供にあった支援を協力して生み出していく。
その作業がスキルUPにつながっていくのでしょうね。

【2004/11/06 18:02】 | 講演会
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今日は泉佐野市の介助人制度ついて私の知ってる限りの情報を書いていこうと思います。

まずはじめに念押ししておきますが、これはあくまでうちの娘に適用されたもので、全ての人がこの制度を使えるかどうかもはっきりしませんので(要するに個人差が激しいのです)ご了承下さい。

これまでも書いてきたとおり、うちの娘には介助の先生が必要だと思いました。
そこで療育園のOBの方や知り合いの方の情報によると、

①介助人の先生は何か障害児に対して特別な知識や免許を持ってる人ではないらしい。
②全員につけてもらえるものではない。
③安全確保が目的のため、ついてくれるのは休み時間が中心らしい。(ADHDのお子さんのように授業中に動いてしまうような場合は例外もある)
④介助人をつけてもらうと、原則として親の学校への送り迎えは必須。

という情報が集まりました。
実際娘も、教育委員会の方から『お宅の娘さんの場合、身辺自立ができているのでつけるのは難しい』と、言われました。

しかし私は諦める事ができず、何度も必要性を訴えていき、あまり障害児に知識がない人でも困る、ということも伝えていきました。
その甲斐あってかどうかは分りませんが、入学してついていただいた方はとても娘の特徴を分ってくださり、比較的スムーズに学校生活がスタートしました。

さて今の現状なのですが、これも知り合いの方に聞いた情報なので確かなものではありませんが、少し事情が変わってきてるようです。

『以前は個人に対して1人の介助人、ということが多かったのが、今では学校に派遣する人数が決められ、学校で誰にどの割合つけるか決める、となっているらしい。』

その他の項目はあまり変化がないようですが、つけ方にかなり変更があるようです。
娘の時は(推測ですが)『○○小学校に介助のいるAちゃんが入学するので、××さんを介助人としてつけましょう』というものだったのが
『泉佐野市は財政難で○○小学校には△人しか介助人は派遣できない。校長先生がどの子につけるか決めて下さい』
となってるらしいのです。

もちろん、全てのお子さんがこの方法で介助人が決まるというわけではないと思います。障害の度合いや種類は個々で違いますし。そういうのはちゃんと考慮してくれるとは思います。

しかし、このサイトの主人公である『軽度発達障害児』にはこの決められ方の場合が多いようです。

関係者の方が見てるかもしれないことを承知で書きますが、障害に重いも軽いもないでしょう。

そこに現実に困ってる親が、子供がいるんですから、『財政難』という理由は納得できません。
親は子供のためになることなら何でもやってあげたいのに。

もちろん『必要ない』という理由には財政以外のこともあるでしょう。
明らかに援助がいらないお子さんの場合、無理につけること自体不自然ですし。

つけるつけないの線引きはいったいどこにあるのでしょう?
その線引きは本当に必要なのですか?


うちの娘は現在マンツーマンで介助の先生がついていません。
1、2、3年生はずっと1:1でした。今は他の子供さんについてくださってる方が時間のあるとき見てくれているようです。

しかし、あまり問題はありません。いじめもなく穏やかに過ごせています。
それはどうしてかというと、去年までついてくれていた介助の先生が何か事あるたびに周りのお友達に理解しやすいように娘の事を説明してくれ、娘にも学校生活がスムーズに送れるように力を徐々につけてくれたからです。つかず離れず、それは見事なものでした。

こうしてほんの少しの援助があれば、子供は大きく成長できるのだと思います。

全ての子供が必要な援助を受けられることを願っています。


こうして連載してきた就学問題に関しての日記はいったんこれで最終回です。今まで読んでくださっかた、ありがとうございました。
また、質問等ございましたらメールか掲示板などでどうぞ。

今後も何か特集して連載できる事があればいいなぁと思っています。

【2004/11/04 17:06】 | 発達障害
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今日は進路先を決めたにもかかわらず、揺れてしまう親心(?)について書こうと思います。

進路決定して一安心していたこのころ、娘の診断名が木馬園に来てくださってる医師の口から初めて出ました。
診断は『高機能自閉症』です。
これは4年前の事なのですが、そのころはまだあまり『広汎性発達障害』という言葉は余り使われていなかったように思います。
たった4年の差なのですが。
医師も私の知識などを見越した上でそう診断名を下したのだと思います。
もし今、診察を受けたのならたぶん広汎性発達障害と言われると思っています。

【2004/11/02 17:05】 | 発達障害
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